食事と一緒にハーブティー
ハーブティーで抗糖化をカバー!
お茶を食事にプラスするだけなので簡単な食習慣での糖化改善ができます。
AGEsの生成阻害剤アミノグアニジン(貧血、肝障害と同時にビタミンB6欠乏症などの副作用がある)がありますが、それよりもハーブティーが高い効果があるとか。
このようにハーブティーが抗糖化に優れているようです。さらに抗糖化作用を有するために複数子混ぜるのが有効らしいです。次のようにまとめられています。
@AGEを分解するものよもぎ、シャクヤク
AAGEを作らせないもの(AGE生成阻害)
カモミール(ローマカミツレ)、セイヨウサンザシ(ホーソンベリー)、甜茶
ドクダミ、柿の葉、ハマ茶、グァバ、セイヨウオオバコ、ルイボス
プーアール茶、杜仲茶、オリーブの葉、桜の花びら、コーンシルク、シナモン
ヤブキタ茶(緑茶)
B過剰な糖分を取り込こませないようにするもの
アルファリポ酸、サラシアなど
C体が酸化すると糖化を促進するので活性酸素をさまたげる抗酸化力の強いもの
ポリフェノールを多く含むオリーブの葉、ぶどう葉、茶葉など紫外線を防止するマロニエなど
中国では漢方として、西洋ではハーブとして昔から使われて来たものが多く、抗糖化以外にも様々な効果を期待されています。
食事からの摂取は難しいものが多いですね。これらを混合してオリジナルのハーブティーを楽しみながら抗糖化をしていきましょう。
食事は1日3回よく噛み、時間をかけて
空腹時を長くとった後の低血糖状態での食事は急激な血糖値の上昇に繋がります。
まして、高GIのケーキや甘いものをそこで食べてしまうと尚の事です。
よく噛み、できれば15分以上掛けるのが理想的で血糖値の急上昇を抑えられます。
入浴のひと工夫
入浴の方法でも抗糖化対策ができるようです。
入浴することで体内の細胞も温度上昇しますが、この際にヒートショックプロテインというタンパク質が増える事がわかっています。
このヒートショックプロテインには体内に蓄積されたAGEsを分解する働きがあるのです。これを増やすには、 ぬるめのお湯でゆっくり浸かるのが一番のようです。
入浴しながら軽いストレッチやマッサージも有効です。夏でも季節問わず、お湯に浸かる習慣だけで抗糖化実践ができるんですね。
アルギニンについて
「アルギニン」とは糖化予防として最適だと言われている成分です。
糖化とは、糖とタンパク質とで起こる反応ですが、この反応を起こす前に、糖と反応するアルギニンを加えると、タンパク質の代わりにアルギニンが反応を起こし、糖化を防ぐことの研究結果があるという事。
アルギニンは天然に存在するアミノ酸の1種。成長ホルモンを増やし免疫力を上げ、身体の働きを活性化させるのです。また、糖化の影響があるアルツハイマーの発症予防も期待されています。
@アルギニンを含む食品
鶏肉、えび、大豆、ごま、レーズン、ヒマワリの種、ビール酵母、玄米、カカオチーズ、ホエイ、アボカド、落花生、くるみ、マカなど
Aサプリメントとしてのアルギニン摂取方法
アルギニンはアルカリ性で、過剰に摂取すると胃や食道などの粘膜が炎症を起こすこともあるようです。クエン酸と一緒に飲むと中和されます。
起床時や就寝前などの空腹時に摂取すると効果が上がりますが、逆に運動時は摂取すると成長ホルモンの分泌が減少するので気をつけましょう。